【ポケカ新弾】拡張パックソード&シールド新規カード【ゴリランダー/エースバーン/インテレオン】
本日11月29日(金)、ポケカは新時代を迎えました。
ルールの一部変更に伴った使用カードレギュレーション変化でソード&シールドVシリーズに突入しました。
プロローグは、本日発売のVシリーズスターターセット。
Twitterでは早速、プレイヤーの皆様が手にしている様子をうかがい知れ、お祭りに近いムードであります。早くも考察記事を書かれている人もいました。文明開化の音を感じさせます。
さて、このスターターセットを皮切りに、来週から早速拡張パックが後追いで発売されます。ソード&シールドの伝説ポケモンであるザシアン、ザマゼンタを表紙に掲げた拡張パック第一弾“ソード”
“シールド”です。
この拡張パックについても、幾つかのカードがすでに公式より発表されています。
まずはそのザシアン、ザマゼンタから。Vポケモンでの登場です。
ザシアンV
たねポケモン V HP220 鋼
弱点:炎×2 抵抗力:草-30 にげる:2
【特性】ふとうのつるぎ
自分の番に1回使えて、使ったなら、自分の番は終わる。自分の山札を上から3枚見て、その中から鋼エネルギーを好きなだけ選び、このポケモンにつける。残りのカードは手札に加える。
【ワザ】鋼鋼鋼 ブレイブキャリバー 230
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
鋼タイプでの登場です。草タイプに抵抗力を持っているのが新鮮ですね。あ、ここも変更点ですが、抵抗力は-20から-30になりました。HPやダメージのインフレに追随した変化といったところでしょうか。
特性“ふとうのつるぎ”は、使ったらターンエンドになりますが、3枚ドローと同時に、その中に引いた鋼エネルギーをこのポケモンにそのままつけるというエネ加速も合わせた効果です。たねポケモンなので、ワザの使えない先攻1ターン目からこの特性を使っていくことが可能です。先攻不利とも言われている新ルールにおいて、この特性はそれをカバーするものと言えます。
余談ですが、「3枚」「エネ加速」と聞くと、レックウザGXの“しっぷうどとう”を思い出しますね。もうこのカードもずいぶん古い印象がするものです。
下ワザ“ブレイブキャリバー”は、次のターンにこのポケモンがワザを打てないというデメリットはあるものの、3エネで230ダメージをたたき出す高火力なワザです。鋼エネルギーが3枚必要ですが、自身の特性のサポートもあっての打ちやすさがあります。
新環境の中心にも成り得そうなカードです。
ザマゼンタV
たねポケモン V HP230 鋼
弱点:炎×2 抵抗力:草-30 にげる:2
【特性】ふくつのたて
このポケモンは、相手の「ポケモンVMAX」からワザのダメージを受けない。
【ワザ】鋼鋼無 アサルトタックル 130
相手のバトルポケモンについている特殊エネルギーを1個選び、トラッシュする。
対になるポケモン“ザマゼンタV”も、盾をモチーフにした特性を有しています。新しいポケモンカテゴリーである「ポケモンVMAX」からワザのダメージをシャットアウトします。VMAXがどれだけ市民権を得るかはまだ分かりませんが、それに対しての強烈なカウンターカードと言えます。
ワザ“アサルトアタック”は、相手の特殊エネルギーを破壊しつつ中打点を積んでいくワザです。特殊エネルギーというと、ニコタマが導入されなさそうな風潮ですが、一方で新しいタイプのカードも登場するはずです。そのようなカードが活躍すればするほど、このワザの価値が高まります。
続いて、ソード&シールドの御三家ポケモンについても紹介がされています。これらのポケモンはスターターセットにも別のテキストで登場しています。ここからまとめるのは、今度の新拡張パックに封入されるものであります。
ゴリランダー
2進化ポケモン 草 HP170
弱点:炎 抵抗力:なし にげる:3
【特性】ボルテージビート
自分の番に1回使える。自分の山札から草エネルギーを2枚まで選び、自分のポケモン1匹につける。そして山札を切る。
【ワザ】草草草無 ぶちかます 140
特性“ボルテージビート”は、毎ターン使えるエネルギー加速効果。草エネルギー2枚を自分のポケモン1匹につけることができます。要求エネルギーの多いこのポケモンに使ってもよいし、ほかのポケモンのサポートにも使えます。場の草エネルギーを参照するテキストのワザなどが今後出てくると面白そうですね。
ワザ“ぶちかます”はシンプルに140ダメージを与えるワザ。だいたいのシステムポケモンを一蹴できる程度のダメージ感ですね。
エースバーン
2進化ポケモン 炎 HP170
弱点:水 抵抗力:なし にげる:1
【特性】リベロ
自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出たとき、1回使える。自分のトラッシュから炎エネルギーを2枚まで選び、このポケモンにつける。
【ワザ】炎炎無 フレアストライカー 190
このポケモンについているエネルギーを2個選び、トラッシュする。
御三家ポケモン3体とも、面白い特性を持っているようです。炎タイプの“エースバーン”は、バトル場に出たときにトラッシュからエネ加速するという新鮮なテキスト。
ワザ“フレアストライカー”は2エネトラッシュというデメリットはありながらも3エネ起動で190という高火力。2進化非GXやたねGXをバンバン打ち破っていける火力です。フレアストライクならぬフレアストライカー。
インテレオン
2進化ポケモン 水 HP160
弱点:雷 抵抗力:なし にげる:1
【特性】うらこうさく
自分の番に、このカードを手札から出して進化させたとき、1回使える。自分の山札からトレーナーズを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
【ワザ】水無 アクアバレット 120
相手のベンチポケモン1匹にも、20ダメージ。(ベンチは弱点・抵抗力を計算しない)
水タイプからはインテレオン。特性“うらこうさく”は、このポケモンに進化した時に山札から任意のトレーナーズを2枚引っ張ってくるというもの。自由度が高く、戦略の起点にもなります。また、トレーナーズ2枚ということなので、進化元のメッソンを並べておけば新カードの“しんかのおこう”と再録カード“ふしぎなアメ”を持って来てもう一体インテレオンを準備できます。そうやって連鎖的にインテレオンを展開し、最後の“うらこうさく”でその場に必要なトレーナーズを持ってくる。そんな流れが作れそうです。“たいようのめぐみ”ジュプトルをパタパタと展開させていくシーンのイメージですね。一気に圧縮が進みます。インテレオン自体のワザもエネルギー2枚と準備しやすく、展開力がありそうです。面白いカードですね。
ふつうのつりざお
グッズ
自分のトラッシュからポケモンを2枚までと、基本エネルギーを2枚まで選び、相手に見せて、山札にもどして切る。(ポケモンまたは基本エネルギーのどちらかだけでもよい。)
グッズからは“ふつうのつりざお”
ポケモンと基本エネルギーを2枚ずつ山へ戻せるというすぐれもの。「ふつう」とは謙遜。“ロトム自転車”もそうですが、グッズが強力化していきそうな雰囲気ですね。
メタルソーサー
グッズ
自分のトラッシュから鋼エネルギーを1枚選び、ベンチの鋼ポケモンにつける。
鋼タイプを強化するエネ加速カード。ハガネパッチ。ザシアン、ザマゼンタを使ってみたくなりますし、SM時代からのレギュ生き残りカードとも合わせてみたくなるカードです。
新スターターセットだけが流通しているのがこの一週間のみ。
その後一気にソード&シールドのカードプールが広がります。楽しみですね。
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