【CL東京】新ルール&レギュレーション発表とそれに対する考え【スタン落ち】
9月22日(日)に行われた、チャンピオンズリーグ2020東京。
当日は朝の段階から“Vポケモン”の発表で話題となっていました。
そしてさらに夕方にあった公式発表で、さらなる新情報が降りてきました。
以前からうわさになっていた“新ルール”と“レギュレーション変更”です。
これらは新シリーズである“ポケモンカード ソード&シールド”のカード発売開始日である2019年11月29日(金)からの適用となります。
新ルールについて
新たに次の内容がルールに追加されます。
先攻プレイヤーは、最初の番にサポートのカードを使うことができない。
なるほど。
ポケカはまずジャンケンで先攻後攻を選びますが、多くの場合先攻が有利とされています。
現行のルールだと「先攻1ターン目はワザを打つことができない」という規定を設けて、先攻後攻のアンバランスさを是正しています。
それにさらに抑制手段として、先攻1ターン目にはサポートを打てないという決まりを入れるということです。うーんなるほど。もしかしたらサポートのテキストがこれからもっと強力なものになっていくという筋もあるかもしれません。意図的に後攻を選ぶような場面もより出てきそうですね。
新レギュレーションについて
さてさて。トレーディングカードゲームにつきものなのがこのレギュレーション変更。
広く用いられている“スタンダード”と呼ばれる、使ってよいカードのリストが大きく変わります。
サンムーンシリーズでは、実にたくさんのカードが世に出ました。そのそれぞれのカードに、発売時期に応じて「A」「B」「C」「D」という記号がカードオモテ面の左下に記載されています。
そのなかの「A」のカードが今後、スタンダードレギュレーションで使えなくなるということなのです。(通称“スタン落ち”というやつです)
発売時期でいうと、2017年10月以前に発売されたカードということです。
変更以降使えなくなるカードの中には、今なおさまざまな場面で使われる重要なカードがたくさんあります。
たとえばグッズなら“ハイパーボール”や“ネストボール”
たとえばサポートなら“リーリエ”や“グズマ”
これらのカードが入っていないデッキはないですよね。“グズマ”が使えなくなるのであれば、そのポジションに代わる新たなカードをデッキに入れなくてはなりません。
となったときに、たとえば“カスタムキャッチャー”などの既存のカードで代替を考えるわけですが、それとは逆にこれから新たに追加されるカードもあるわけです。
もちろん未発表のカードがまだ大部分を占めていますが、それらの発表を見ながら、徐々に新スタンダードに向けて構築を考えていけばよいのではないでしょうか。同じテキストでの再録もありえますし。
例えば、新レギュレーション初日に発売されるスターターセットには、リーリエに代わる強力なドローサポートが封入されることがすでに分かっています。
このように新しく増えるカードを見ながら、穏やかに新レギュレーションでのデッキを考えていけばよいのではないでしょうか。
使えなくなるカード1枚1枚については、Twitterでたくさんの方がまとめられているので、そちらにお任せしたいと思います。
抜けるカードをある程度把握しておいて、新規カードにアンテナを高く保ち、新しいスタンダードを考えていきたいですね!!
今後カードを買うときは、それが「A」のレギュレーションのものかそうでないか、一瞬考えないといけませんね。もちろん残りのスタンダード期間で使う需要があれば揃えるにこしたことないですが、すぐに使えなくなってしまいます。そういう意味でも、スタン落ちするカードは知っておくべきでしょう。
本ブログの記事でも、特に初心者向けの記事は書き直さないといけませんね。今の時期だと、そういった時期に書いているよう旧来のスターターセットで始めると、すぐに使えなくなるカードがたくさん収録されているということになります。
トレーディングカードゲームにおけるレギュレーション変更の一番の意図は「新しいプレイヤーの方にもより気軽に始められるよう」という視点です。少なくともポケカ公式サイトにはそのような文言があります。
スタン落ちについては様々な意見があると思いますが、私としては、この背景通り新規参入の方が増えてくれるのであれば大いに歓迎です。このブログでも「今始めるのに良いタイミングだよ」と積極的に伝えていける記事をたくさん書きたいですね。
そういうこともあって、これからの新情報には一際そわそわします。
スタン落ちで使えなくなるカードも、エクストラレギュレーションならまだまだ活躍できます。少し敷居の高さを感じるエクストラレギュレーションですが、BOXの発売もあり、これから新規参入するのによい機会であります。詳しくは下の記事もどうぞ。
どういった形であれ、これからもポケカで遊んでいきたい筆者でございます。皆さんもそうあってもらえればうれしいです。