【オルタージェネシス】メガミミロップ&プリンGX/アーゴヨン&アクジキングGX
9月6日(金)発売のポケカ新弾“オルタージェネシス”
WCSなどで盛り上がっていた矢先、もう発売日が2週間後という!!
もう皆さん情報は仕入れているかと思いますが、ここでもまとめてみたいと思います。一気にたくさん紹介されたので、ここではまずポケモンからゆっくり見ていきましょう。
まずはアルセウス&ディアルガ&パルキアGXに続く、2枚目のTAGTEAMポケモンを紹介します。
メガミミロップ&プリンGX
たねポケモン TAG TEAM 無 HP240 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:1
【ワザ】無無無 ジャンピングバルーン 60+
相手の場の「ポケモンGX・EX」の数×60ダメージ追加。
【GX】無+ パフスマッシュGX
相手の場のポケモンをねむりにする。追加でエネルギーが4個ついているなら、相手のベンチポケモン1匹に200ダメージ。
プリティー枠からTAG TEAMが飛び出しました。確かイーブイ&カビゴンぶりの無色TAG TEAMですね。要求エネも1エネ、3エネ、4エネと軽量から段階的なので使いやすいです。
細かく見ていくと、中ワザ“ジャンピングバルーン”が、相手のGXポケモンの数に比例したダメージを演出。最近再興しているサーナイトGX軸や古くから続くルガゾロ(最近はめっぽう数が減った?)などGXを並べて戦うデッキは意外とたくさんあります。そんなトレンドに大ダメージを与えるポケモンです。相手の場に3体GXがいれば素ダメージ240はかなり強力です。
GXワザ“パフスマッシュ”は、とりあえず1エネから相手を寝かせておく軽量GX。ただし、3エネワザ運用から1エネを足すだけでベンチに200ダメージを飛ばせるというかなり凶悪なテキスト。ベンチで悪さをしているシステムポケモンはもちろん、デデンネGXやカプ・テテフGXも余裕で落とせるダメージ量です。
アーゴヨン&アクジキングGX
たねポケモン TAGTEAM ウルトラビースト
竜 HP280 弱点:妖 抵抗力:なし にげる:3
【特性】ぼうしょく
自分の番に1回使える。自分の手札にあるポケモンを1枚トラッシュする。その後、このポケモンのHPを「60」回復する。
【ワザ】超悪無 ジェットピアス 180
【GX】無+ カオスオーダーGX
自分のサイドをすべてオモテにする(対戦が終わるまで、そのサイドはオモテのまま)。追加で悪エネルギーと超エネルギーが1枚ずつついているなら、自分のサイドを2枚とる。
ウルトラビーストからもTAG TEAMが登場。迫力あるイラストが印象的ですね。
このポケモンのHP自体も280とかなり高耐久ですが、それに加えて特性“ぼうしょく”によりさらなる場持ちを演出。GXなのでグレートポーションの恩恵を受けられることも考えると、相当倒しにくいポケモンだ。
中ワザ“ジェットピアス”は3エネながらしっかり180ダメージを与えていくワザ。殴り合いにも強そう。
そしてGXワザ“カオスオーダーGX”
追加効果なしだと、サイドをオープンするだけですぐに威力が出るものではありませんが、悪エネルギーと超エネルギーが1つずつさらについていれば、なんとその状態でさらにサイドを無条件2枚取りできるという何とも大胆なワザ。追加効果に必要なエネルギーが中ワザの要求エネを越えず無理なく打てるところがなおさら強力ですね。
いやいや、強くないですか?妖タイプが存在感を増している昨今ですが、それでも活躍が見込めるのではないでしょうか。
ウルガモスGX
1進化ポケモン 炎 HP210 弱点:水 抵抗力:なし にげる:3
【特性】れっかだん
自分の番に1回使える。自分の手札にある炎エネルギーを1枚トラッシュする。その後、相手のポケモン1匹に、ダメカンを2個乗せる。
【ワザ】炎炎無 バックファイヤー 160
このポケモンについている炎エネルギーを、2個手札にもどす。
【GX】炎 だいねっぱGX
相手の場のポケモン全員についているエネルギーを、1個ずつトラッシュする。
そして面白いところからGX採用されたのがこのカード。ウルガモスGX。炎タイプでの登場です。
特性“れっかだん”は、手札から炎エネルギーを1枚トラッシュすることで、相手の任意のポケモンにワザとは別にダメカンを2個乗せるというもの。ジュナイパーGXの“フェザーアロー”ほどの手軽さはありませんが、このウルガモスGXは1進化ポケモンであり、展開自体は容易です。トラッシュから炎エネルギーを戻してくる“炎の結晶”などと合わせて使いたいですね。
中ワザ“バックファイヤー”は3エネで160出しつつも、炎エネルギーを2枚このポケモンから剥がして手札に戻さないといけないというテキスト。よって連発しようと思うと工夫が必要になりますが、次の相手の番に倒されてしまうことが確実であったりするような場面等では、むしろエネルギーを保持できるためメリットとも言えます。
GXワザ“だいねっぱGX”は、こちらは炎エネルギー1枚で打てながら、相手の場のポケモンから1枚ずつエネルギーをはがせるという優れもの。タイムリーな場面で打てれば、相手の展開を大きく遅らせることも可能です。
なかなかテクニカルで面白いカードですね。そう言えばウルガモスにはこちらのカードもありますから。不意に進化先を分けて使うのもトリッキーで面白そうですね。
ジジーロン
たねポケモン 竜 HP120 弱点:妖 抵抗力:なし にげる:1
【ワザ】無 ドラゴンクロー 20
【ワザ】無無無 りゅうのおうぎ 70+
このポケモンに2種類以上のタイプの基本エネルギーがついているなら、70ダメージ追加。
非GXたねポケモンからはジジーロンが収録。
ドラゴンタイプながら要求エネルギーは無色のみと変わったカードです。しかしテキストを見てみると、下ワザ“りゅうのおうぎ”は、2種類以上の基本エネルギーが付いていることで140ダメージを出せるというものになっています。運用上は他の竜タイプのポケモンと同じような使い方になってくるでしょうか。
ルナアーラ
2進化ポケモン 超 HP160 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:2
【特性】がちりんのめぐみ
自分の場に「ソルガレオ」がいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札にあるエネルギーを2枚まで、自分の場の「ソルガレオ」または「ルナアーラ」に好きなようにつける。そして山札を切る。
【ワザ】超超無 ルナブラスト 130
サンムーンの伝説ポケモン“ルナアーラ”がここでも登場。もうすでにたくさんのカードパターンが出ていますね。
特性“がちりんのめぐみ”は、場にソルガレオがいることで発動できるもの。自分の山札にあるエネルギーを2枚持ってきて、ソルガレオまたはルナアーラにつけることができます(ただ、この書き方だとソルガレオGXやルナアーラGXは含まれないですね。別カードです。)。基本エネルギーに限っていないところが面白いですね。特殊エネルギーを引っ張ってくることも可能です。
ルナアーラとソルガレオ、2体の2進化ポケモンを立てるのは難しそうだと思いましたが、そう言えばこれらのカードは進化元(コスモッグ―コスモウム)を共有していますね。サーナイトとエルレイドを使い分けるのと同じノリということか。
となると、割と現実的に発動できそうな効果でもありますね。対になるソルガレオもきっと収録されることでしょう。テキストが楽しみです。
アーマルド
2進化ポケモン 闘 HP150 弱点:草 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】無無 エンシャントブラスト 20+
自分のトラッシュにある「なぞの化石」の枚数×50ダメージ追加。
【ワザ】闘無無 マッハクロー 100
このワザのダメージは抵抗力を計算しない。
古代ポケモンからはアーマルドが登場!
上ワザ“エンシャントブラスト”はトラッシュにある「なぞの化石」の数を参照するというこだわりテキスト。
下ワザ“マッハクロー”はニコタマ対応3エネ100ダメージ。
化石をサポートするカードがまた登場すると、一層強力になりそうですがどうでしょうか。
クチート
たねポケモン 鋼 HP70 弱点:炎 抵抗力:超 にげる:1
【ワザ】無 ふたつのよびごえ
自分の山札にある「TAG TEAM」のカードを2枚まで、相手に見せてから手札に加える。そして山札を切る。
【ワザ】無 くらいつく 20
次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、にげられない。
そして今回最後の紹介がクチート。
上ワザ“ふたつのよびごえ”は、山札にあるTAG TEAMを2枚サーチして持ってくることが可能です。TAG TEAMというと、これまでのカードプールであれば専らポケモンばかりでしたが、なんと今回からはサポートにもTAG TEAMというカテゴリーが導入されました。詳しくは次の記事で考察しますが、今のところ「レッド&グリーン」「シロナ&カトレア」の2種類のTAG TEAMサポートが発表されています。どちらも手札をトラッシュすることでTAG TEAMのGXワザのように追加効果をもたらすことができ、強力なテキストを持っています。そんなサポートのTAG TEAMもこのワザのサーチ対象となるわけです。
今回の新弾“オルタージェネシス”
これまで発表されたカードだけでも、現行の構築やプレイングに大きな変化をもたらしそうなものがたくさん含まれています。
今後の発表にも目が離せませんね!!次の記事では現在発表されている新トレーナーズについてまとめます。
(追記)
その後、発表された“オルタージェネシス”新規カードについては次の記事群にもまとめられています。お時間ございましたら、こちらもお読みいただけると幸いです。