ミュウツーHR争奪戦 参加レポート【リザードン&テールナーGX】
連日暑い日々が続いております。
皆さん熱中症には十分お気をつけください。
水分補給や帽子の着用など、予防策はたくさんありますからお忘れなきよう。
さてさて。
夏はなかなか本業が大変な筆者ですが、先日7月27日の休日に、ポケカ拡張パック“リミックスバウト”によるシールド戦“ミュウツーHR争奪戦”に参加してきました!!
7月中の大会はネットによる先着順が基本となっており、予約受付日には極めた回線混雑が生じていました。参加できるかどうかは運によるところも大きかったのですが、無事につかめた出場権。ちょうど仕事が休みの日の大会であったことも幸運でした。
「ロイヤルマスク争奪戦」「ゼクロム争奪戦」と続くこの公式シールド戦シリーズ。
実は去年一昨年ともに参加しようと試みていたのですが、抽選やら何やらに阻まれてしまい、公式イベントのシールド戦参加は今回が初めてになりました。
何ならリミックスバウトが発売されてから個人的には初めてのポケ活であり、その意味でも自分にとって大変前のめりなイベントになりました。
さてこのシールド戦。優勝賞品が超高額ともなる故、残念ながら卑しい話もあります。そのため、不正が行われないための対策が多数講じられていた本大会。
デッキ構築のための15パック開封時には、他のカードを持ち込むことのないよう、4人1組のテーブルで開封し、正面の相手と出たカードを相互チェックしてリストに残すというやり方でした。
もちろんその4人とは予選リーグで当たることはないよう配慮されていました。その甲斐もあって、和気あいあいと開封を楽しみあえるよい雰囲気がそこにはありました。不正防止のためにギスギスなり過ぎることがなく、かえって良い空気を生み出していたように思います。
シールド戦においては勝ち負けに直結する部分でもありますから、開封は普段一人で開けるときよりもさらにドキドキがありました。
ここで初めてリミックスバウトを開けた私。
収録情報発表のときから気になっていたカードがありました。ベタ・オブ・ザ・ベタですが“リザードン&テールナーGX”!!本弾の看板カードです。当たればもうそれでデッキの軸が決まりです。
最初の数パック目で出たのは“フシギバナ&ツタージャGX”これも強いカードです。
とりあえずTAG TEAM誰も来ないという悲しい現実は避けられました。誰を相方に組もうか。。。
そんなことを気にしながら開け続けること数パック。
ついにそのカードが来ました。
リザードン&テールナーGX!!
それもSR!!やったぜ!!
4人テーブルの一角で思わず声を上げるまゆちょ。
おぉーーーと、周りの3名様にもお声を!
やった、もう満足!!
そんなこんなでデッキの軸が決まりました。あとは溶接工が来てくれれば完璧!というところでしたが、それは欲張りのうたかたの夢。
結局、アローラペルシアンGXのラインも含めて3色のデッキで行くことにしました。おじょうさまもいませんでしたが、きっとなんとかなることでしょう。4人でかなり盛り上がりながらデッキを組んでいました。
さて、始まった予選リーグ。対人戦も実は結構久しぶりです。サポート2回使わないように要注意です。
先攻を握った予選1回戦。
相手の前はアローラニャース単騎。こちらはトロピウスで迎え撃ちます。
初手はしっかり握っていた“オーキド博士のセッティング”。リザテルとバナツタ、そして本シールド戦の雄“フィオネ”を並べます。
もしかしたら相手がたねポケモンを引けずに回してしまうこともありえるので、ニャースの「いばる」を恐れずに、トロピウスにエネルギーを張ってターンエンド。
相手の後攻2ターン目。
ローラースケーターエネトラッシュでしっかり回してきます。後ろには何も並べず、ニャースに悪エネルギーを貼る。いばるを打たれるがコインはウラ。危ない。
先攻2ターン目。
こちらもローラースケーターを回す。
次のターン相手がポケモンを並べられなければ終わりの状態を作ろうと、トロピウスに2枚目のエネルギーを貼り、ワザを打って5つダメカンを乗せる。さぁどうだ!?
後攻2ターン目。
相手は早口で「アロペル進化、溶接工!」一転して盤面が覆る。炎エネルギーを2枚貼って爪とぎが完了。ドローにより後ろにもポケモンを展開してツメできりさく。エネルギー2枚とサイドを持っていかれる。割と絶望。
その後、フィオネでうまくかわしたりするも、こちらはサイドを1枚も取ることもなく負け。
うーん。ドヤがおアロペルを倒す術がなく、なかなか巻き返しが難しい。
続いて予選2回戦。
またしても先攻をもらい、バトルスタートしたその先は両者リザードン&テールナーGX。
順当に1枚ずつエネルギーを貼れるのであればもちろんこちらが有利だが、この世界には溶接工というジョーカーがいる。そして私は絶対にそのジョーカーを握れない。シールド戦独特の緊張感。
お互い1枚ずつエネルギーを貼って番を返しあう。ぐれんのほのおの扱いが難しい。こんらんさせてこられたらどうしよう。
しかしそれも杞憂に終わり、こちらが先にシャイニーフレアを打ち、ゲームを優位に進める。そのまま4-0で勝ち。
さっきの相手はどうなったかというと、またしても4-0で勝っておられた。もうこれで決勝トーナメント出場は絶望的である。
しかしまぁ最後まで全力でやるのがポケカ。予選3回戦。
相手はカメックス&ポッチャマGX。こちらはまたしてもリザードン&テールナーGX。なかなか厳しい鉢合わせ。
しかし相手の手札事故もあって、そのまま押し切り4-0で勝利。
結果2勝1敗で予選リーグ2位敗退。
ミュウツーゲットならずではありましたが、久々のポケカ、そしてシールド戦はとっても楽しかった!!
普段環境デッキを真似するだけでは味わえない構築の面白さを堪能しました。
また、パック開封のドキドキや欲しかったカードが手元に来たときの興奮など、本来のTCGであるべき醍醐味を楽しめた、とても良い大会でした。
リザテル素引きからのスタンも楽しみたいので、また夏の長期休暇はポケカに励みます。