【ジージーエンド】発表カードまとめ
ダブルブレイズ環境で盛り上がる中、4月の新弾“ジージーエンド”についてもたくさん情報が明らかになっています。ここでまとめておきましょう。
ガブリアス&ギラティナGX
タッグチーム
HP270 竜 弱点:妖 抵抗力:なし にげる:3
【ワザ】無 ちょくげきだん
相手のポケモン1匹に、40ダメージ。(ベンチは弱点・抵抗力を計算しない)
【ワザ】超闘無 カラミティエッジ 160+
相手のバトルポケモンにダメカンが載っているなら、80ダメージ追加。
【GX】超超闘+ ジージーエンドGX
相手のポケモン1匹と、ついているすべてのカードを、トラッシュする。追加で闘エネルギーが3個ついているなら、トラッシュするポケモンの数は2匹になる。
まずは本弾目玉となるタッグチーム。またしてもGXワザ名がそのまま拡張パックのタイトルを冠しています。「ジージー」とは、この2体の頭文字でしょうか。ガブリアス&ギラティナ。どちらもそれぞれのカードである程度の存在感(ギラティナはかなり大きいですね)を持っていたカードですが、ここで共闘。発表されたRRイラストは、まるで昇竜のごとく天へ突き進む2体を表現しています。(そう言えば公式のポケカチャンネルで発表されたときに、「ドラゴンタイプ初のタッグチーム」と、ラティラティを置いての失言が取り正されていましたね。)
肝心の性能の方は、無色1エネで軽く飛ばせる40打点。それに、超と闘の組み合わせの中段、そしてGXワザ。またしてもカラマネロの株が上がりますね。カラミティエッジは条件付き240ダメージ、連発も可能と、とてつもなく高火力だ。そしてGXワザは問答無用のポケモントラッシュ。きぜつさせてサイドを取ることはできないにしても、数ターンかけてエネルギーを貼ったり、進化させたりしたポケモンを一瞬で葬り去られるのはかなりのテンポロスだ。
中ワザの条件を満たすためには、同弾収録の次のサポートがいい働きをしてくれそうだ。
ギーマ
サポート
相手の場のポケモン1匹にのっているダメカンを3個まで、相手の別のポケモン1匹にのせ替える。
ダメカンを動かすという、今までになかったサポート。ばら撒きからのダメ押しきぜつに使えたり、上記ガブリアス&ギラティナGXの持つようなダメカン依存のワザの補助に使えそうです。今回のサポーターSR枠はこのカードでしょうか。
タッグチームがらみで行くと、次のカードは様々な意味で妖注目です。
フワライド
1進化ポケモン HP100 超 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:1
【特性】タッグキャリー
自分の番に1回使える。自分のバトル場の「タッグチーム」のポケモンをベンチポケモンと入れ替える。
【ワザ】無無無 かいてんアタック 70
今までテキストに現れてこなかった「タッグチーム」対象の特性。バトル場のタッグチームをノーコストで下げることができます。次に紹介する「タッグスイッチ」同様、初めてのタッグチーム対象カードということでもそうなのですが、何よりいまTwitterを賑わせているのは、発表されたこのフワライドのイラスト。左下にモザイクがかけられています。大人の事情で、ということらしいですが、皆さんお察しのように、未発表の今弾収録ポケモンが映っていそうです。それも、タッグチームの。Twitterの解析班からするに、どうやら「ライチュウ&アローラライチュウGX」の可能性が高い?直球の伏線を張ってきましたね。今後の発表が楽しみです。
タッグスイッチ
グッズ
自分の場の「タッグチーム」のポケモン1匹についているエネルギーを2個まで、自分の別のポケモン1匹につけ替える。
タッグチーム絡みだと、このカードも発表されました。大ワザを打ったタッグチームを、先ほどのフワライドで引いて、エネルギーをバトル場に託したりする動きがイメージできます。あるいは、自身にエネルギー加速ができるタッグチームが今後出てきたときに、それを他のポケモンにも流すようなムーブも取れるでしょう。(現段階だと、フェローチェ&マッシブーンGXにビーストリングでエネ引っ張ってきて……などという感じでしょうか)
しかしこれまたイラストが思わせぶりですね。雷エネルギーと超エネルギーですか。その組み合わせのワザ持ったタッグチームってまだ出てきていませんよね。なんだなんだ。
ヒードランGX
たねポケモン HP190 炎 弱点:水 抵抗力:なし にげる:3
【特性】バーニングロード
自分の番に、このポケモンがベンチからバトル場に出たとき、1回使える。自分の場のポケモンについている炎エネルギーを好きなだけ、このポケモンにつけ替える。
【ワザ】炎炎無 ばくねつスタンプ 130
【GX】炎 ヒートボンバーGX 50×
このポケモンについている炎エネルギーの数×50ダメージ。
続いては炎ポケモンからのGX。青天井のGXワザと、それにシナジーのある特性が特徴。バトル場に行くポケモン自身にエネルギーを付け替える特性は今まで幾つか登場していました。有名どころでは、ピカゼク奇襲要員のカプ・コケコGX“エアロトレイル”、使用頻度は落ちますが何ともカッコいいフリーザーGX“でんせつのひしょう”。
これらの特性とこのバーニングロードは似て非なるもので、ヒ―ドランGXのそれにはベンチから飛び出る動きそのものは特性のなかに含まれていません。これより、にげるなり何なりして自分のポケモンを下げてこいつを出すときにしか発動できないので、少し重苦しさを感じることとなるでしょう。しかし、エスケープボードやその他入れ替え手段が豊富な現環境ですので、もしかしたらこのカードをうまく使ったデッキも登場してくるかもしれません。
くろおび
グッズ ポケモンのどうぐ
自分のサイドの残り枚数が、相手より多いなら、このカードをつけているポケモンが使うワザに必要なエネルギーは、闘エネルギー1個ぶん少なくなる。
闘強化がやってきました。闘エネ持ちには、カウンターゲインの上位互換。1エネを減らす効果の速さはすでにゲインで知られていますね。前弾の「格闘道場」に続き闘強化が他にもやってくるのでしょうか。楽しみです。
巨大なかまど
スタジアム
おたがいのプレイヤーは、自分の番ごとに1回、自分の手札を1枚トラッシュしてよい。その場合、自分の山札にある炎エネルギーを2枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
これまた前弾に引き続き炎強化。今回一番早く発表されたカードです。炎エネルギー構築にとっては、トキワの森の上位互換。手札からの炎エネルギー流通が激しい炎タイプにとって、ヒートファクトリーに添えるスタジアムはこれで決まりでしょう。
今のところ、こんな感じですね。他のタッグチームやイラスト違いなどの発表待ちが楽しみです!!