【JCS2019】優勝デッキ・ベスト64進出デッキ
6月8日(土)、9日(日)に行われましたポケモンの祭典“ジャパンチャンピオンシップス2019”
2日目の昨日は本選のベスト64からのトーナメント。会場内どこもかしこも熱戦冷めやまなかったはず。戦い抜いたプレイヤーの皆さん、本当にお疲れ様でした。また、毎度のことですが運営スタッフやジャッジの皆さんにも本当に感謝です。
さてさて。本記事では決勝のマッチアップや環境大観を振り返っていきます。
ジュニアリーグ、決勝はレシリザ対レシリザ。
炎のミラーマッチでしたが、片方はヒ―ドランGXやバクガメスなどの炎単型。対戦相手はミュウツー&ミュウGXも含んだ型。小学生対決とは言え、一瞬たりとも目が離せない展開。ハイテンポの戦いは1勝1敗に縺れましたが、勝ったのはミュウミュウの入っていない方のレシリザでした。先1だけでなく中盤でもうまくカキを使っていった両者。炎デッキ運用のお手本のような戦いでした。
シニアリーグ決勝はルガゾロvsレシリザ。サンムーンカードプール史上、様々な型のルガゾロが上位に上がってきましたが、今回は流行通りペルシアンを携えての登場でした。環境に合わせて柔軟に対応し、全く色褪せない強さを持っていますね。レシリザ相手にもひるむことなくルガゾロが優勝を果たしました!!おめでとうございます!!
最後のマスターリーグ。これもまたレシリザ、そして迎え撃つはネクロズマカラマネロ。スペシャルレーザー搭載の新ネクロズマがアタッカーになる新しいタイプのデッキ。発案チームによるとデッキネーム“スペネク”
こちらも1対1の最終戦にもつれますが、最後はレシリザが制し2冠。準決勝までにはすべての部門で勝ち上がってきていますから、やはり完成された強さを持っていると言えます。
公式ホームページには、入賞者たちのレシピとインタビューが載せられています。
また、勝ち星を集め上位に残った他の強豪プレイヤーたちによる考察記事もドシドシ出てくる頃です。毎度毎度読みごたえあるものが多く本当に参考になります。
ともかく、前回の大型大会であるCL京都大会から引き続くレシリザ環境でありました。プレシャスボールの実装もあり、タッグチームやGX主軸のデッキの安定性が増したのは大きな変化だったでしょう。プレシャスボールからデデンネを呼んでのデデチェンジ6枚ドローは配信卓だけでもよく見た流れでした。
新カードとしては、やはりミュウツー&ミュウGXもよく使われていました。ベスト64にも5デッキが残っていたそうです。レシリザに組み合わせて使っていたものを数えるとさらに多い数になります。配信卓で放送されていたカイリューGXやチルタリスGX、そしてラティオスGXなどとミステリートレジャーと組み合わせてうまく戦っていたデッキには感動さえ覚えました。
また、実況解説の方も言っておられましたが、決勝トーナメントがBO3(3ゲームやっての2本先取)であることを見越して、HANDなどの特殊勝利デッキの使用を避ける傾向もあったとのことです。確かに、CL京都大会やその前の千葉大会に比べて少なくなっていたのでしょう。
ベスト64までのデッキは、解説で述べられていたことをまとめてくださった次のツイートが参考になります。
JCSベスト64デッキ分布
— ポケモンカード情報まとめ@ポケカ入荷速報も (@pokecamatomeru) 2019年6月9日
レシラム(ミュウ8)15
ゾロアーク15
アバゴ化石5
ミュウミュウ5
ピカゼク4
マニューラGX3
カラマネロ3
ガブギラ2
水バレ2
サナニンフ2
鋼2
アンノーンHAND1
グレイシア1
ジラサン1
プテラGX1
フーパブラッキー1
ルカメタゾロ1#ポケカ #ポケモンカード
大きな括りでこのように分けたとしても実に17種類のデッキが勝ち残ったということです。見ていくと、レシリザやミュウミュウなどの本命デッキの他、化石の活躍も目立ちます。炎環境にもめげない鋼主体デッキや、グレイシアまでも顔を並べています。
これは予想以上に多種多様!!ポケモンカードの面白さを物語っていますね。
さてさて。会場では来シーズンのスケジュールや、新弾についての情報も発表されていました。去年の夏から始まっているポケカブームはまだまだ列島を温めていきそうです。この新情報については次の記事にてまとめます。
個人的にも、来シーズンは今シーズンよりもさらにポケカに浸っていこうかと思っています。“仕事に負けるな!!”
みなさんよろしくお願いします。