【ミラクルツイン】キノガッサ / モロバレル / まどろみの森
5月31日(金)発売のポケカ新弾“ミラクルツイン”について、収録カードがYoutubeの“ポケカチャンネル”から随時発表されています。
昨日の5月20日(月)の動画では、キノコにまつわる3匹のポケモンと、関連するスタジアムが発表されました。ここでまとめてみます。
(どうでもいいですが、筆者はキノコが大変苦手でございます。あの形が本当にダメです。切実笑)
キノガッサ
1進化ポケモン HP120 闘 弱点:超 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】草 キノコのほうし
相手のバトルポケモンをねむりにする。
【ワザ】草 ねこみをおそう 30+
相手のバトルポケモンがねむりなら、90ダメージ追加。
きのこポケモンその1はキノガッサ。何とも愛らしいデザインのキャラクターです。こういう風にデフォルメされたキノコには何の抵抗もありません。
さてさて。
特徴的なのは、闘タイプでありながら、草エネルギーのみでワザが打てるということ。少し前に闘タイプながら水エネルギーでワザが打てるヌオーが話題になりましたが、それに似ています。
ワザは、上ワザが草エネ1つで確定ねむり。
下ワザが、相手がねむり状態であるならば1エネ120の大台。このキノガッサの上ワザで相手をねむりにつかせるのでもよいですが、“ふわふわまくら”のメリープや後述するタマゲタケの特性を使ってワザを使わずにその番のうちに相手をねむらせることも可能なカードも存在します。
1進化であることがネックではありますが、かなり使えるカードなのではないでしょうか。
モロバレル
1進化ポケモン HP100 草 弱点:炎 抵抗力:なし にげる:2
【特性】ぼうはつほうし
自分の番に、自分の手札からワザ「キノコのほうし」を持つポケモンを場に出すたび、1回使える。相手のバトルポケモンをどくとねむりにする。
【ワザ】無無 ベノムショック 20+
相手のバトルポケモンがどくなら、70ダメージ追加。
そして、このキノガッサをサポートしうるカードがこのモロバレル。
特性“ぼうはつほうし”が働いている状態だと、特定のポケモンを場に出すだけでワザを使うことなく、相手のバトルポケモンをどくとねむりにすることができます。キノガッサの“ねこみをおそう”を大きくサポートできます。また、自身のワザも相手がどく状態であることにより火力が上がりますから、このポケモンが前にいる状態でも役に立ちます。
特性が働くための「キノコのほうし」を持つポケモンですが、同時に発表されたこのポケモンの進化前である“タマゲタケ”も条件を満たします。
タマゲタケ
たねポケモン 草 HP40 弱点:炎 抵抗力:なし にげる:1
【ワザ】無 キノコのほうし
相手のバトルポケモンをねむりにする。
よって、後続を立てることがそのまま相手ポケモンをどくとねむりにすることにつながります。うーん、なかなか侮れない!!
ちなみに、キノガッサの進化前ポケモンである“キノココ”ですが、サンムーンレギュですでに登場しているものは“ひかる伝説”収録のこのカードであり、残念ながら“キノコのほうし”を持ち合わせていません。
きっと、今弾未発表のキノココがしっかり“キノコのほうし”を持っていると信じて待ちましょう。仮に持っていなかったとしても、進化後のキノガッサが先ほど紹介しましたように“キノコのほうし”を持っていますので、バトル場で進化したときにもモロバレルがベンチにいればしっかり相手は眠ってくれます。
まどろみの森
スタジアム
おたがいのプレイヤーがねむりで投げるコインは2枚になり、すべてオモテが出ないと回復しない。
そして同時に紹介されたスタジアム“まどろみの森”イラストにはまたしてもキノコスタイルのマシェードが描かれています。
効果はと言うと、ポケモンチェック時のねむり回復判定にさらにもう1回のコイントスを要求し、2回ともオモテがでないと回復しないというもの。よってねむり持続率が75%の高確率まで上がります。
ともかく自分の番から相手の番に移るときに起きてもらわれるとねむりのうまみがないですから、このスタジアムは最低限の仕事をしてくれるわけです。
(“ワンダーラビリンス”や“ブラックマーケット”などの受け身系のスタジアムは、その恩恵を受ける前に相手が割ってくる可能性があります。この“まどろみの森”は相手を眠らせるターンに貼っておけば、確実にそのポケモンチェックまでは効果が続くわけですから、最低限の仕事をしてくれる、という意味です)
進化すれば状態異常は回復しますが、TAG TEAMポケモンなど、たねポケモンのまま戦わないといけない軸ポケモンだって多いのが現環境です。もちろん、入れ替えによっても状態異常が解消されますが、相手に必要な手数を増やすことにつながります。侮れないですね。
さてさて。
公式からのキノコ祭りに触れたところで、昨日はもう一つ情報が明らかになりました。
店舗に貼る販促ポスターから、2種類のカードテキストが新たに判明しました。
(そう言えば昔、バトルシャトレーヌが収録されるときにも同じように販促ポスターが一番早い情報源になりましたね。それと同じような感じです。)
カイリューGX
2進化ポケモン 竜 HP250 弱点:妖 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】水雷無 ドラゴンクロー 130
【ワザ】無無無無無 てんくうのさばき 270
このポケモンについているエネルギーを、3個トラッシュする。
【GX】無 マッハデリバリーGX
自分の手札が10枚になるように、山札を引く。のぞむなら、山札を引く前に、自分の手札を好きなだけトラッシュする。
ポスターからの判明1種類目は、今弾2種類目のカイリュー。今度はGXです。カイリューもまた、サンムーンレギュで収録の多いカードですよね。GXとしても2種類目。非GXだと今回のもので3種類目になります。つぶらな瞳とずっしりした体躯が人気のドラゴンポケモンですね。
今回のカイリューは、3エネ要求で130の上ワザと、無色5個で270を与える超火力ワザ。それに無色1エネで使える強力ドロー系GXです。
超高火力5エネワザ“てんくうのさばき”は、3エネトラッシュのコストがありますが“トリプル加速エネルギー”だってあるこのご時世、連発だってできなくはありません。
また、GXワザについては、いくら無色エネルギー1個で使えるからといっても、2進化であれば速さが……のくだりがありますが、ここでもまた同弾収録のハイポテンシャルカード“ミュウツー&ミュウGX”によるトラッシュからの起用があり得ます。無視できないカードですね。
セレビィ
たねポケモン 草 HP80 弱点:炎 抵抗力:なし にげる:1
【ワザ】草 タイムスパイラル
相手の進化しているポケモン1匹から、「進化カード」を1枚はがして退化させる。はがしたカードは、相手の山札にもどして切る。
【ワザ】草 サイコトリップ 20
相手のバトルポケモンをこんらんにする。
本記事最後の紹介は、第2世代のミュウポジションである“セレビィ”
ときわたりポケモンということで、これまでの同名カードはそれをモチーフとしたワザを有していたものがほとんどでした。今回の“セレビィ”も例外ではありません。
上ワザ“タイムスパイラル”は相手の場にいる進化ポケモンを1体選び、それを退化させるというもの。なかなか憎らしいのは、剥がした進化カードは山札に送られるということ。
これまでの退化ワザはみな手札に返すというもので、剥がしたあとのたねポケモンがすでに乗っているダメカンに耐え切れずきぜつすることを狙って打つ状況がほとんどでした。
しかし、進化カードを山札に返すこの“タイムスパイラル”は、ターゲットにダメカンが乗っていなくとも、進化先を山札に戻させることで時間や相手への要求札を稼ぐことができます。もちろん、これだけでは勝てませんが、良いタイミングで使えるとダメージ以上のダメージを与えることにもなるでしょう。
“ミラクルツイン”もかなりカードが明らかになってきました。これまでの流れだと、今週金曜日にすべての収録カードが発表されそうです。イラスト違いカードの存在もありますから、その判明と合わせて楽しみですね。