☆初心者ポケモンカード道☆

ポケカ社会人によるブログ。新弾情報や環境デッキ考察など、様々書いています。ブログ開始3年目!!どうぞたくさん読んでいってください!!

【ビーストエネルギー◇】プリズムスターまとめました◇SM5編◇【超ブーストエネルギー◇】

 何の脈絡もないですが、プリズムスターのカードをここでまとめたいと思います。

かなり急な思いつきですね。サンムーンシリーズのどこかでパッと現れて、それなりに現行デッキでも市民権を得ていて、でもなんか急に消えてしまったプリズムスター。

 まだサンムーンレギュが終わりを見せているわけではありませんが、それなりに進んだこのカードプールを「◇」という軸で振り返ることで、何かが見えてくるかもしれません。

 いやいや、大げさすぎますかね。“発見”よりは“回想”がしたいのです。

 ともかく、ゴタク並べてないでことに移します。パック順に見ていきましょう。

 

 

① “ウルトラサン”収録(SM5S)

 プリズムスターのルールは拡張パック“ウルトラサン”“ウルトラムーン”収録のカードから実装されました。当時、まだXYのカードプールが幅を利かせていたころです。ちょうど2017年9月の横浜大会のころぐらいに、「新ロジック導入!!」みたいな感じで予告だけされていて「どんなルールだ?」とみんなで予想していました。時はルガゾロの勃興期でしたね。「よるのこうしん」と組み合わせた型があったり、「時のパズル」を積んでいたときの時代でした。

 

ソルガレオ◇

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たねポケモン ◇ 鋼 HP160 弱点:炎 抵抗力:超 にげる:3

【ワザ】鋼 ライジングスター

 自分のトラッシュにある鋼エネルギーを、相手の場のポケモンの数ぶん、自分のポケモンに好きなようにつける。

【ワザ】鋼鋼鋼鋼 コロナインパクト 160

 次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。

 

 ゲーム“ウルトラサン”の発売の記念にも合わせて、ソルガレオが◇で登場!!

 非GXたねでHP160はなかなかの脅威。それにうまく使えば強力なエネ加速となる上ワザ。下ワザは火力を調整してやれば0相手GXとも刺し違えられる高火力。確かに使えるポケモンでした。

 自分で加速しないとなかなか下ワザが打てない環境でしたが、後の“ウルトラシャイニー”で、鋼タイプの“ジバコイル”が出てからは、ジバコネクロなんかにもピン挿しされる良いカードでした。

 

ダークライ◇

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たねポケモン ◇ 悪 HP160 弱点:闘 抵抗力:超 にげる:2

【特性】ナイトメアスター

 自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札にある悪エネルギーを2枚、このポケモンにつける。

【ワザ】悪悪悪悪 アビススリープ 120

 相手のバトルポケモンをねむりにする。このねむりで投げるコインは2回になり、すべて表が出ないと回復しない。

 

 なかなか日の目を見る機会がなかったカードでしたが、テキスト見る度に「弱くはないんだけどなぁ」と思います。自己エネ2枚加速の特性ですが、手札に2枚悪エネルギーを握っていないといけないのは意外と難しく、また下ワザもなかなか重たいですから、運用の困難さがあります。世に出て1年以上経ってから、“ナイトユニゾン”収録のゲッコウガ&ゾロアークGXが発表されたときに、再度注目されましたが、なかなか目立てていません。誰か構築にチャレンジしてみませんか。

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アカギ◇

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サポート

 このカードは、自分のバトル場に水または鋼ポケモンがいなければ使えない。相手は相手自身のベンチポケモンが2匹になるまで、ポケモンとついているすべてのカードを、山札にもどして切る。

 

 使用制約が厳しいですが、確かにデッキに1枚しか入れてはいけないレベルのカードです。“ねがいぼし”ジラーチがデッキの色に関係なく入ってくる鋼タイプとして有力なので、使用できるデッキタイプが増えました。

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 山札に戻すポケモンは相手が選ぶとはいえ、使いどころを間違えなければ強力な妨害効果です。ジラーチが流行りだしたり、フルメタルウォールが発売されたり、等々のタイミングで取引価格が上昇した面白いカードであります。話題になったデッキとしては、ニンフィアGXと組み合わせてベンチをリセットしバトルポケモンを状態異常できぜつさせてポケモン切れ勝利を狙うというものもありました。

 

② “ウルトラムーン”収録(SM5M)

  “ウルトラサン”と同じく発売された”ウルトラムーン”。対になるようにこちらにも◇カードが収録されました。

ルナアーラ◇

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たねポケモン ◇ 超 H`160 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:3

【ワザ】超 フルムーンスター

 自分のトラッシュにある超エネルギーを、相手の場のポケモンの数ぶん、自分のポケモンに好きなようにつける。

【ワザ】超超超超 サイコストーム 20×

 おたがいの場のポケモンについているエネルギーの数×20ダメージ。

 

 ソルガレオ◇と対になるように収録された初代◇の1枚。上ワザもちょうどついになっており、こちらは超エネルギーを加速させる技。下ワザは「おたがいの場のポケモンについているエネルギー」という広い参照範囲でかなりの高火力が出るもの。初期のウルネクや超バレットによく採用されていた印象です。

 

ギラティナ◇

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たねポケモン ◇ 超 HP160 弱点:悪 抵抗力:闘 にげる:2

【特性】カオティックスター

 自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。自分の手札にある超エネルギーを2枚、このポケモンにつける。

【ワザ】超超超超 クライシスダイブ 160

 このポケモンについているエネルギーを、2個トラッシュする。

 

 こちらはダークライ◇と対になるように収録されたカード。やや存在感の薄いカードとなっているのが現状です。手札から超エネルギーを加速させて“サイコトランス”のルナアーラと組み合わせる使い方がありますが、実際に使われているのは見たことがありません。難しいカードですね。

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超ブーストエネルギー◇

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特殊エネルギー ◇

 このカードは無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。このカードは、2進化ポケモンについているかぎり、すべてのタイプのエネルギー1個ぶんとしてはたらき、自分の場に2進化ポケモンが3匹以上いるなら、すべてのタイプのエネルギー4個ぶんとしてはたらく。

 

 初期プリズムスターの最有力カードとして、この“超ブーストエネルギー◇”は外せません。状況を選びますが、すべてのタイプ4個分とは驚異的な加速、まさに超ブースト。

 発表当初は、インフィニットフォースのサーナイトGX強化と話題になりました。しかし、このカードに最大の注目が集まったのは、その後、“そうじゅくハーブ”のメガニウムが登場してからでした。

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 この特性のおかげで次々と容易く2進化を立てやすくなり、超ブーストの実現を簡単なものにしたのです。その極致がゲッコウガメガニウムラグラージの通称“カエループ”デッキでした。メガニウムとラグラージを立てて、山札を全部引き切って、超ブーストを付けたゲッコウガGXがおぼろぎりを使ってデッキに戻っていくというループデッキが2018年12月のCL新潟付近で流行しました。

 当初は3ケタ前半の値段しかついていない時期もありましたが、ピーク時には4000円以上の値段で並ぶこともありました。環境により評価が再認識されたタイプのカードであります。

 

③ “ウルトラフォース”収録(SM5+)

アルセウス◇ 

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たねポケモン ◇ 無 HP160 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:1

【特性】はじまりのおきて

 このポケモンは、相手のポケモンが使うワザの効果を受けない。

【ワザ】無 トリニティスター 30

 このワザは、自分のベンチに草と水と雷ポケモンがいるときにしか使えない。自分の山札にある基本エネルギーを3枚まで、自分のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る。

 

 初期の◇にはエネルギー加速性能のあるポケモンが目立ちますね。こちらのアルセウス◇は、自分のベンチに草・水・雷の三色がいないと使えないという珍しい起動条件。ただ、テキストは破格の山から3枚加速。構築を選びますが、うまく使えれば驚異的な盤面構築能力を持ちます。

 実用化されたデッキとしては、ホワイトキュレムが代表的。非GXデッキのパイオニアとして根強い人気を誇ったこのデッキには、アルセウス◇が採用されているタイプも目立ちました。起動条件となる草タイプ・雷タイプとしてフェローチェやカプ・コケコなどの無色対応逃げエネゼロポケモンや、ゼブライカなどの特性置物が採用されていました。

 

ビーストエネルギー◇

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特殊エネルギー ◇

 このカードは無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。このカードは、自分の「ウルトラビースト」についているとき、すべてのタイプのエネルギー1個ぶんとしてはたらき、このカードをつけている「ウルトラビースト」が使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+30」される。

 

 先に世に出ていた“マッシブーンGX”を筋肉たらしめたのがこのカード。エネルギー兼+30パワーアップはあまりにも強力。1エネで「前に60後ろに30」や「前に90後ろに30」が常套文句として飛び交っている時期がありました。

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 その後のウルトラネクロズマGX、通称“ウルネク”デッキにもしっかり入り、対戦上重要なカードとして高値で取り引きされていました。後に再録パックである“GXウルトラシャイニー”に入るまでは、カプ・テテフGXに次ぐ対戦汎用高価カードでした。

 

 さてさて。

SM5の3パック収録のものを見直すだけでも、サンムーンカードプールの様々を思い出しますね。感慨深いものがあります。今後もシリーズで続けて記事を書いていきますので、よろしければ皆様も◇の再発見に付き合って頂ければと思います。