【名探偵ピカチュウ】注目カード!!【ゲッコウガGX】
新弾“スカイレジェンド”と同日4月26日(金)に発売されるムービースペシャルパック“名探偵ピカチュウ”。
映画のほうは『実写版ポケモン』ということで、あまりにリアルタッチなポケモン描写に意見が様々上がる話題作です。
カードの方でも、映画登場シーンのイラストが使われるということで、ずいぶん前から情報が飛んでいました。先週の金曜日に“スカイレジェンド”と同じくカードリストが発表されましたので、注目しているカードを紹介したいと思います。
ゲッコウガGX
2進化ポケモン 水 HP230 弱点:草 抵抗力:なし にげる:1
【特性】しんしゅつきぼつ
自分の番に、自分の手札がこのカード1枚だけなら、1回使える。このカードをベンチに出す。その後、自分の山札を3枚引く。
【ワザ】水無 かすみぎり 130
このワザのダメージは、弱点・抵抗力と、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
【GX】水 ダークミストGX
相手のベンチポケモン1匹と、そのポケモンについているすべてのカードを、相手の手札にもどす。
英語版が先だって紹介されていました、イラスト・効果ともに強烈なこのカード。
特性“しんしゅつきぼつ”は自分の手札がこのカードだけなら、いきなりベンチに出して、即時手札を補充してくれるという優れもの。たねポケモンのように急に現れるさまはまさに神出鬼没!!映画でもそういうキャラ立ちをしていることが予想できますね。
かすみぎりは、よくある「効果を計算しない」シリーズ。フーパやけっかいアロキュウの特性も突破でき、ワンパンできる火力を持ち合わせています。
GXワザは出てきた瞬間にも使えそうな水エネ1起動で相手のベンチポケモンを手札に返します。エネルギーのたくさんついた進化ポケモンなんかを流せると強いですね。
ゲッコウガ
2進化ポケモン 水 HP140 弱点:草 抵抗力:なし にげる:1
【特性】かわりみのじゅつ
このポケモンがワザのダメージを受けるとき、自分はコインを1回投げる。オモテなら、このポケモンはそのダメージを受けない。
【ワザ】水水 みだれしゅりけん
相手のポケモン2匹に、それぞれ50ダメージ。
非GXのゲッコウガも収録されています。こちらも、水しぶきに躍動感が現れたイラスト。
特性“かわりみのじゅつ”は、エルフーンGX同様、2分の1の確率で相手からのワザのダメージを無効にできる効果。これがなかなか通らなく、相手にすると大変です。
下ワザ“みだれしゅりけん”は、ゲッコウガお得意のばら撒きワザ。2匹にダメージはなかなか強力です。進化途中のゲコガシラ“はやてしゅりけん”を挟めば進化元たねポケモンを倒せることも多いでしょう。本家のゲッコウガGX“ふうましゅりけん”とも合わせてデッキを作りたいですね。
リザードンGX
2進化ポケモン 炎 HP250 弱点:水 抵抗力:なし にげる:4
【ワザ】炎 あばれちらかす
自分の山札を上から8枚トラッシュし、その中にある炎エネルギーをすべて、このポケモンにつける。
【ワザ】炎炎無無無 ばくねつほう 200
【GX】炎炎無無無 ヒートバーンGX 250
相手の場のポケモン全員についているエネルギーを、1個ずつトラッシュする。
これまたリアルな造形。怪獣みたい。あ、「かいじゅうマニア」で呼べますね。
上ワザは、他のワザを使うために必要なエネルギー加速を自分で行うワザ。8枚トラッシュは自分にとってのダメージも大きいでしょうが、ほぼ確実にエネルギーが付きますね。
中ワザは、5つものエネルギーを使いますが、何のデメリットもなしに200を連打できます。2進化ポケモンゆえですが、かなりやばいです。
200で足りなければ、GXを放ちましょう。これも連続攻撃に支障はありませんし、相手はエネルギーも焼かれるわけですから、継戦能力に大きなヒビができます。溶接工などの炎独特のエネルギー加速や、何なら超ブーストエネルギーなんてのもあるわけですから、案外実用的なカードかもしれません。
ミュウツーGX
たねポケモン 超 HP190 弱点:超 抵抗力:なし にげる:2
【ワザ】超無 テレキネシス
相手のポケモン1匹に、50ダメージ。このワザのダメージは弱点・抵抗力を計算しない。
【ワザ】超超無無 しはいのはどう 120
相手のバトルポケモンをこんらんにする。
【GX】超超無無 サイキックノヴァ 180
次の相手の番、このポケモンはワザのダメージを受けない。
ミュウツーはこの映画でも重要なポジションらしいです。“逆襲”もあいまって、やはり今年はミュウツーイヤーですね。実写化ヴィジュアルあんまり違和感ないですね。
HP190はGXたねポケモンとして申し分ない高さ。
上ワザは任意の相手ポケモンに50ダメージ。相手は、きぜつしそうなポケモンを後ろに下げて、というプレイングがしづらくなります。
中ワザは4エネ起動と少し重たさはありますが、120もの強ダメージで確定混乱。2確で落としに行くのに有用ですし、こんらんを嫌って下げられたらテレキネシスで追い打ちも可能です。
GXワザはハチマキこみでワンパンGXもたくさん見えてくる180ダメージで翌ターンダメージを受けなくなるというもの。相手にグズマを要求するプレイになることが多く、必然的に行動を狭めてくれることが多くなる優秀なワザと言えます。
メタモン
たねポケモン 無 HP60 弱点:闘 抵抗力:なし にげる:1
【ワザ】無 どこでもコピー
相手の場のポケモンが持っているワザを1つ選び、このワザとして使う。選んだワザに必要なエネルギーがこのポケモンについていなければ、このワザは失敗。
トリッキーなカードとしては、このポケモンもそうですね。メタモンの“変身”という個性を、相手のワザを盗む、というテキストで表しています。
これも実写のイラストでしょうか。予想よりゼリーっぽいですね。
収録カードは25種類と少ないですが、なかなか面白いカードも含まれている“名探偵ピカチュウ”。ちなみに収録カードはみなミラー仕様なんですね。オールキラはなんだか久しぶりです。
発売後、競技プレイヤーたちがどのように実戦に取り込んでいくのか、楽しみです!