ブースターGX考察
11月23日に発売されるブイズGXスターターデッキ。
目玉カード考察記事第2弾はブースターGXです。このカードも逃げエネ以外はすべてテキストが判明しています。
ブースターGX
1進化ポケモン:イーブイから進化 HP210 雷 弱点:闘 抵抗力:鋼
【ワザ】炎 ヒートステージ 30
のぞむなら、自分の手札にある炎エネルギーを3枚まで、自分のポケモンに好きなようにつける。
【ワザ】炎炎無 ぐれんのほのお 190
このカードについている炎エネルギーを2枚トラッシュする。
【GXワザ】炎 パワーバーナーGX 20×
自分のトラッシュにある炎エネルギーの枚数×20ダメージ。
カードからもふもふが飛び出してきそうなフルイラスト。華凜ですね。
性能もなかなか良いものを持っています。
上ワザは1エネ起動の30ダメ+エネ加速。「手札から」という制約はあるものの、3枚自由に貼れるのはかなりの展開力。自身の中ワザにつなげたり、ベンチでホウオウGXなどの重たいポケモンを育てるのにも使えます。まさにエネルギーのブースターですね。
中ワザは3エネ190の強ダメージ。ハチマキなしでもカプ・テテフGXやネクロズマGX系統を見ることができます。ハチマキ込だとルガルガンGXやゾロアークGXもワンパン対象。進化元のエナジー進化と上ワザを合わせると後攻2ターン目からこのダメージを出せるのは割と驚異的では!?
GXワザはトラッシュにたまった炎エネルギーを参照する青天井型。エネ10枚程度のデッキならそれなりのダメージは見込めそうです。終盤、前ターンでぐれんのほのおを打った後、残ったエネルギーで宣言できるのでフィニッシャーとしての使い方が可能ですね。
デッキとしては火打石やおじょうさまを積んで、初手からエネルギーを複数枚手札に抱える構築が良さそうですね。自身でもエネルギー加速が可能ですが、ぐれんのほのおを連続で打つならマグカルゴ/マグカルゴGXの採用もありかも知れません。(上ワザで追加する3枚をすべて自分につければ翌ターンにぐれんのほのお→エネルギーが2枚残るので手貼りでさらにぐれんのほのお、というフローは可能ですが)。
エネルギースピナーも考え出すと、後攻有利なデッキとしても動けそうです。相手が自分から後攻を選ぶのであれば、構築にも依りますが先手カキという初手も選べます。先攻後攻差の生じにくいデッキですね。
カキホウオウ、マグカルゴ、ズガドーンアーゴヨンときて、また新たな炎デッキとして環境に顔を出すことも考えられるくらいのポテンシャルを持っています。サンダースGX同様、発売後の使われ方が気になりますね。