タッグボルト「エリカのおもてなし」 そして突然の旧裏時代回想
11月23日(金)のブイズGXスターター発売の次は、12月7日(金)発売の拡張パック『タッグボルト』
夏のWCSで発表された「タッグチーム」なる新ロジックの第一弾として「ピカチュウ&ゼクロムGX」と「イーブイ&ガビゴンGX」が公開され実に盛り上がっています。
呼び水になっているこれらのカードに加え、他の収録カードについても公式から次々と発表されています。もうご存知の方も多いでしょうが、今日紹介するのはこのカード。
エリカのおもてなし
サポート
このカードは、自分の手札がこのカードをふくめて6枚以上なら使えない。相手の場のポケモンの数ぶん、自分の山札を引く。
久々のドロソですね。
「相手の場のポケモンの数」だから最高で6枚、平均して3,4枚は引けそうですね。このカードがプールに存在するからと言って、場のポケモンを出し渋るのはさすがにプレイングが窮屈になる(相手にイワンコがいるからルガルガンGXのデスローグを気にしてベンチの数を絞るのとはわけが違う。)と思いますので、ほぼほぼハウやハンサム以上の枚数は手堅く引けるはず。となると自然に入ってくるデッキも多いのではないでしょうか。
現在のドロソ代表であるシロナがブイズGXに4枚収録でたくさん流れ込んできますが、それと比較する形で検討されれば面白いですね。
さてさて。
カードテキストが興味深いのはもちろん、私個人的にはエリカ系のカードが復活すること自体がホットな話題です。と言うのも、昔々の旧裏時代にこいつを触っていた世代だったからです。
古くからのプレイヤーはご存知でしょうが、その昔、旧裏時代に、第1世代のジムリーダーたちを模したデッキが発売されていました。(他のデッキについては画像検索をかけてみてください。初めて見る人にはパックデザインだけで新鮮なはず)
当時私は小学生で、自分の中での第一次ポケカブームがちょうどこのあたりなのです。その当時エネルギーカードはスターターパック(それもとてもデッキとは言えないもの。良かれ悪かれ。これを複数個買ってさらに拡張パックを買い足してデッキがやっと組める)にしか入っておらず、それも多色で5枚ずつとかそんな感じでした。
まともなデッキを組むのに、自分の経済力のなさも相まって、なかなかエネルギーが揃えられない時代でした。
そんなときにこのジムリーダー構築済みデッキは至宝でありました。
タケシのものを買えば、ごっそり闘エネルギーが、マチスのものを買えば十分な雷エネルギーが手に入るのです。また、進化ラインも揃っていたりするので、ゲームをするために「1つだけ」スターターセットを買う、となれば、これらが画期的な商品だったのです。
「まともなデッキを組みたいけど、カードはなかなか買ってもらえない」そんな少年時代の私に、プレゼントを買ってもらえるタイミングが訪れました。そのときにたまたま店頭に残っていたのがこのエリカデッキだったのです。草を得た少年は水を得た魚のようにポケカにのめり込んでいったのです。ラランテスやグソクムシャよろしく、ウツボットやラフレシアで戦っていたのです。
そのような背景があったので、大人になってから再始動して第二次ブームが到来するのも自然でした。
というわけで、エリカにまつわるカードは個人的に思い入れが深いのです。
今回の収録は、新作ゲームソフト「レッツゴー・ピカチュウ」と「レッツゴー・イーブイ」で第1世代のシナリオをなぞることからの収録ですが、懐かしみが深いです。もしかしたら他にもエリカ関連のカードや、他のジムリーダーにまつわるカードが出てくるかもなので期待大です。
(他にも旧裏時代の思い出話をたくさんしたくなってきた。。。新しいカテゴリ作って記事書くか!!)